桜の社で出会った親子・・・

桜の社で出会った親子・・・

 

 

 

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この記事をUPする事を

もう 長い事 躊躇しておりました。

 

それは 数年前の展示会での出会いが切っ掛けでした。

 

その親子さんとは それほど 親しくありませんので、

(・・と言うより 実際 お会いしたのは お母さん ただ お一人だけですが・・)

 

展示会で少しお話をして

チャットで ほんの数回 やりとりをしただけです。

人づてに聞いた内容も含まれます。

 

その時 そのお母さんは 我が娘の事を

こう仰っておりました。

 

「娘は神事をしていて すでに 御神名も頂戴しています。

 ○○○姫と言う神名で御相談を お受けしています」・・・と。

 

詳しい事は分りませんが、

折りに触れ そのお嬢さんとご家族の事が

脳裏をよぎります。

 

おそらくは 一人娘さんなのでしょう。

 

幼い頃から 靈的な力を授けられて

この世にやって来たお嬢さんだったようです。

 

ご両親は揃って このお嬢さんの神的(?)な力を

世の為、人の為(・・・と信じ切って)

後押ししていた様です。

(マネージメントのような感じでしょうか?)

 

口数の少ない 大人しい 人馴れのしていないお嬢さんで

お父様を介してでなければ ほとんど 人と会話もしないような方だったと

聞いています。

 

常に娘にぴったりと寄り添っていたお父さんが

まだ 健康そうだったと伺っていますが、

突然 お亡くなりになったのが 数年前でした。

 

それからは お母様が 常に付き添って

娘が御神示を降ろすお手伝いをしている様です。

 

ただ 単独で神降ろしをしているのでは無く

と或るスピ系の年配の男性と一緒に行動をし始めたのは

目撃しました。

 

その時、何となく 嫌~な感じがしたのは、

その世間もろくに知らないお嬢さんが 

もし 万が一 お父さんと同じように

お母さんにまで 万が一の事があった場合

 

その・・あまり 好ましく思えない スピ系の

中年男性の元へ 一人、残されてしまう事に

強い危機感を抱いたからです。

 

大きなお世話かも知れませんが

ひと言 言わずにはいられませんでした。

 

もしかしたら

そのお嬢さんを見守っておられる いずれかの御方からの

最後の警告だったのかも知れませんが・・・

 

「今なら まだ 間に合うから 娘をどなたか

 信頼出来る方の元へ 嫁がせなさい。」

 

その口調は かなり 厳しいものでした。

 

お母さんは うろたえながらも こう 仰いました。

 

「あなたは どなたですか?

 どなたが この方の口を借りて 

   お言葉を降ろしておられるのでしょうか?」

・・・と。

 

後から 振り返れば おそらくは

木花咲耶姫さまからの お言葉(最後の警告)だったのではないか?

・・・と思いますが。

 

その時のやりとりで、そのお母さんは 先に無くなったご主人の事を

こう仰っていました。

 

「主人は地獄へ参りました。

 地獄で衆生を救済する、と言って

 地獄へ落ちて行ったのです。」・・・と。

 

胸を張ってそう仰ったのです。

すみませんが、わたくしは 呆れてものも言えませんでした。

 

 

地獄に堕ちたものが

(自分自身すら救えないものが)

衆生の救済とは笑止千万!

 

 

結局 そのお母さんは こちらの助言を聞いては下さいませんでした。

 

わたくしは 更なる厳しい事を言わねばなりませんでしたが・・・

 

本当に ごく 希に

その方の記事を目にする事が御座います。

今も お嬢さんに神様をさせているようです。

 

そして、その年配のスピ男性との縁は

切る事が出来ないまま

今もずっと続いています。

 

世間を見渡せば こういう一家って

結構 いるのかも知れません。

 

わたくしは たまたま その方と出会いました。

 

展示会場は、木花咲耶姫さま ゆかりの御社でした。

 

数年前の展示会・・・

 

桜が満開のその御社で 出会った お母さんは

観音さまの神絵に向かって

一心に 観音経を唱えておられました。

 

神の力を授けられた子を授かった夫婦が

我が子に授かった力に 夫婦揃って 乗っかかってしまった

世間には 幾つかある中の 一つのケースです。

 

母と娘 だた 二人だけの家族になって

 

このお母さんは 自分亡き後

この内気な娘が 一体 どうやって生きて行くのか

考えた上で 娘に付き添っているのだろうか・・・と。

 

そして、この年配のスピ男性の元に

この娘をゆだねれば どうなるのか、と

 

 

親は 我が身 亡き後の事を想って

子を育てなければなりません。

 

一卵性親子 などと言った 歪な関係は

どちらかが先に この世を去ってしまえば

呆気なく瓦解してしまうものなのです。

 

後に残された子の事を想えば

親は 我が事よりも 子の先の人生こそ

優先して 考えてやらねばならないものなのです。

 

突然 人生が終り

地獄へ 堕とされた父親・・・

 

その事実が すべてを物語っているように想います。

 

神の力を 安易に使う事はお勧め致しません。

 

まして まだ 世間もろくに知らないような

10代や20代の子供に 靈的な相談業をやらせるなど

もっての外です。

 

良いのは 最初だけ

やがては 魂を喰われ

光とは真逆の方向へ

どんどんと 闇に引きずられて行くのです・・・。

 

 

それを 人助けとは申しません。

 

 

 

 

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