りゅう、の毒蛇退治

りゅう(猫)の毒蛇退治

 

 

 

 

 

数週間前の或る朝の事です。

 

 

 

りゅう、が 片方の前足を

 

大きく腫らせて帰って来ました。

傷口から見て どうやら 蛇の咬まれ傷の様です。

 

 

前夜は りゅう、が志願?して

 

夜勤だったので

 

一晩中 自由にさせてあったのです。

 

 

 

(夜勤希望の時は、ゲージに入って来ない)

 

 

 

 

 

(たぶん あのヤマカガシ<毒蛇>だ!!)

 

 

 

・・・咄嗟に そう思いました。

 

 

 

どうやら りゅう、は その前夜から

 

毒蛇を退治する為に

 

志願して夜警に出かけた様です。

 

 

 

驚きました。

病院につれて行かなくちゃ、と焦りましたが、

でも 目を見ると とても しっかりしているので

どうやら 毒が 軀中に 廻っているのでは無いようです。

 

 

 

・・・で、ならばソマチッドの原液を与えてみよう、と思い立ち

お父様に波動(心の中で念じる感覚)で

それで よいのかどうか お伺いしました。

 

すると

 

【それで善い。りゅうは大丈夫だ。良くなる。】

そう教えて下さいました。

 

朝の食事にソマチッドの原液を3滴混ぜて与えると

りゅう、は しっかりと それを食べて

それから わたくしの前に ちょこんと座って 頭を下げています。

 

(食べ終わったなら そのまま 休んでいいんだよ)

・・・と 思いましたが、

 

ふ・・と 思い直して りゅう、に 言葉をかけてみました。

 

「りゅう、蛇と戦って来たの?」

りゅう:「にゃあ~~~」

「たいへんだったね、ごくろう様

 いつも お母さんを護ってくれて ありがとうね」

りゅう:「にゃあ~~~・・・」

 

それは いつもの清んだ鳴き声では無くて

ちょっと 濁音が混じったような「にゃあ~~~」でしたが(^0^;

 

それだけ 鳴くと

りゅう、は 安心したように

それから 長い事 横になっておりました。

 

翌朝には 腫れも引き

翌日になると ほとんど 元氣を回復する事が出来ました。

 

 

 

お父様が教えて下さった通り、りゅう、は

ほぼ 1日で腫れが引いて 翌日には

元氣になりました(^-^)♡

 

この一件以来 あのヤマカガシ(毒蛇)は

出没しなくなりました。

 

退治したのか、はたまた どこか 遠くへ

追い払って来たのか、までは 分りませんが

とにかく リュウは、名誉の負傷をしながらも

必至で毒蛇と戦って タカオの在所の近辺警護を

勤めてくれたのでした。

 

りゅう、を見て居て 時々

(もしかしたら りゅう、は タカオの身代わりを 

 勤めてくれているのかも知れない・・・)

そんな事を感じる事があって

 

(今は亡きカレンにも そんなフシがありました・・・)

 

或る時 お父様に それとなく その事を心の中で

伺ってみました。

すると・・・

 

【そうだよ。だから 大切にしてあげなさい】

 

お父様は そう仰いました。

なので すぐさま

 

(とっても大事にしていますよ!)・・と申し上げると

 

【あぁ・・いつも見ているよ】

 

そう 静かに仰いました。

 

りゅう、が 菜園の中に捨てられていた孤児だった事は

すでに 何度か 当ブログにて お伝えしている通りです。

 

猫は猫なりに 自分を助けてくれた恩人に

何か恩義を感じてくれていて

一生懸命 恩返しをしようとしてくれるようです。

 

恩返しだなんて 何も 望んだ事など無かったのに

 

動物って、何だか あまりにも 健気で 

泣けてきますよね・・・(T―T;

 

☆感謝☆

 

 

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