<2>弥勒世通信(5)大神様のお試し

<2>弥勒世通信(5)

 大神様のお試し

 

 

 

今日は 久しぶりに

大神様(宇宙根元神)の事をお話致しましょう。

 

 

わたくしは 大神様の事を

深い尊敬の念を込めて

『お父様』とお呼びしています。

 

大神(お父様)が 目を掛けた者を育てる時

その者を 徹底的に 落します。

 

それは その者が持って居る

自分自身でも 氣付いていない様な

心の奥底に滞留している≪闇≫を暴く為です。

 

何故 そうするのか、と言えば

そうせねば(自らの闇に向き合わねば)

いつまで経っても 闇を乗り越えられないからです。

 

それは その者が 決して受け入れようとしない

認めようとしない

心の奥底の闇なのです。

 

それらの闇を解消しない限り

闇は どこまで行っても追いかけて来るし

決して逃げる事は出来ません。

 

大神は 宇宙の根元を司る大元の神であり

すべてを持っていらっしゃいます。

 

ですから お側で お仕えさせていただいていると

その御神力の強大さに 恐れを抱く事すら御座います。

 

けれど 同時に とても慈悲深い・・・

 

強くて 限り無いお優しさを持たれた親神様で御座います。

 

ですから 本人に 氣付かせる為に

丁度良い場面をセッティングする事も御座います。

 

そして その場面が来ると、一瞬で

 

【ホラッ! そこだ!

 (そこが お前の弱点だ!)

 

・・・と、鋭い突っ込みを入れられるのです。

 

それは 時に 人前で 赤恥をかかされる事もあるし

かっこわるい状況下に 敢えて 突き落とされたり・・・

 

ええカッコしい、に こだわっているうちは

決して 見えては来ない

この世の実相を見抜く眼力を

徹底的に 磨かせられるのです。

 

そうやって 何度も 固い研磨剤で 磨かれて行くうちに、

いつの間にか

肩の力が ストン・・・と抜けて

 

傷付く事も 傷付けられる事も

 

言った 言われた・・・

やった やられた・・・

 

それらの怨嗟も 結局、最後には

 

(ま、いいっかぁ~~~!)

 

・・・と、諦観出来る様な境地に到達した時に

 

やっと 神々の領域の幾ばくかが

ぼんやりと見えて来るのです。

 

 

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