（49）物質世界の終焉
【この世界はすべて
一つに繋がっている】
個人経営の飲食店の閉店が相次いでおりますが
それが ここに来て チェーン店にまで及んでいる事を知り
いよいよか、と 世の推移を静かに見守っている処です。
さて、すべてとは言いませんが
次なる弥勒世では、人を惑わすありとあらゆる業種が
終焉して行く、と
そして その中には 微妙に『飲食業』が入っている事も
すでに お伝えしてある通りです。
とは言え、です。
では、すべての飲食業がそうか、と言えば
決してそうでは無く
その終焉して行く業種の中にあっても
本物だけは 堅実に 残って行くのです。
それは きっと
【神がお認めになった経営姿勢】を
貫いているお店だから、と言う事なのかも知れません。
例えば、素材が本物志向、とか
儲け主体では無く、まず お客様の満足が先にあって
利益とは その結果として 付いて来るもの、だと言う事が
分かっている様な経営者・・・とか。
さて、でっち上げパンデミックですが、
これ、裏面から見れば 世直しパンデミックでもありますね。
このでっち上げコロナ騒動の中にあって
（実際 この4月～７月の経済規模は、
人類が未だかつて経験した事も無いほどの
大幅な落ち込み様だったそうですよ）
そんな中にあって 唯一 一人勝ちで実績を上げているのが
ドラッグストアチェーンだそうです。
『なるほど 医薬品ね・・・』
・・・と言う事で、
なら薬局は 皆 好景気？・・かと言いますと
決してそうでは無く
こと、個人経営の薬局、
それも 老舗、と言われる様な薬局であっても
今や閉店を余儀なくされるご時世なのだそうです。
個人経営が狙い撃ちされているのは
何も薬局のみに 留まりません。
わたくしなど 絵を描きますので
自然、紙屋さんとの付き合いが御座いますが
そこの女将さんが こう申します。
『もう紙屋を続けられなくなりそうです。
今までなら １セットだけでも注文出来たのに
今では、トラック１台分注文してくれ、と言われます。
それでは とても 個人経営の紙屋など太刀打ち出来ませんよ』
・・・と。
なるほど、政府が音頭をとって
大型店だけが 生き残れるような政策を
意図的に行っているわけですね。
これ、地元のDIYの店長からも
似たような内容の事を聞きましたよ。
例えば、こうです。
『DIYに一つの商品を卸すには
常に在庫を切らさない様にせねばなりません。
そうしないと 違約金が発生するシステムに
なっているのです。
そうなると とても個人企業では手に負えません。
常に在庫が切れない状態にさせておくには
或る程度の商品ロスも視野に入れておかねばなりません。
つまり それだけの企業体力を求められるわけですが、
個人経営の工場には そんな体力はありませんよね。』
今の悪鬼の世の経済とは
我よし、強い物勝ち、弱肉強食経済ですから
生き残れるのは大手と言われる大企業だけです。
それを 国の政策として
推し進めているのです。
ですが、表面から 負の側面だけを見るのでは無く
『ならば何故 世がそう動くのか』
じっくりと観察して参りますと
これらはすべて
搾取の世が終わる兆候なのです。
今は 確かに 小規模な個人経営商店が
閉店させられていますが、
これ 必ず 大手に飛び火して行きますよ。
世間では やれ、勝ち組だとか 負け組だとか
どうでもいいような くだらない事で
一喜一憂しておりますが、
実は この世に 勝ちも負けもありません。
この世界は 実はすべて 繋がっており
その実相は 大きな一つのサークルの中で
動いているに過ぎないのです。
ですから 一時 大手だけが生き残れるかの様に
見えるかも知れませんが
一蓮托生です。
個人が衰退すれば 大手も無事ではいられません。
個人経営が倒れれば
やがて 大企業だの 大手だのと言われるような
害資に乗っ取られている様な企業だって
次々と ドミノ倒しの様に
滅亡して行きますよ。
その時になって 初めて
この世とは、実は すべて
一つに繋がっていたのだ、と
やっと 世の実相が見える様になるのかも知れません。
（でも 見えればまだ 良いですが
結局 何も見抜けないまま
学びの人生が終わってしまう人も
いるかも知れませんね・・・）
