自然生活
【ドングリを食す】
ドングリは、縄文人の主食だったそうです。
そして 意外にも このドングリを食料にしている動物は
多くあり、有名所では あのイベリコ豚さんもそうですね。
（肉食しないので お味の方は分りませんが・・・＾＾；）
そのドングリを 何とか食してみたい！
・・・と 思い立ったのが 数年前・・・
幾度かの試行錯誤の後、
今年 ようやく めどが立って参りました。
拾い集めたのは こちら、
クヌギを筆頭として 大小 様々です（＾－＾）
探せば 案外 身近な所で 見つけられるものですね（＾ｖ－）/☆
これらが ちょっと 手を加えれば
立派な食料になる！！
・・・って事を知っていれば この先 いつ食料難が
勃発しても 慌てる事はありませんよね（＾人－）/
問題は ドングリの持つ、渋み・・・です。
種類によって 灰汁の強さは 様々ですが、
人が食用にするには ある程度は 灰汁を抜かねばなりません。
調べてみたら 皆さん 【重曹】とか 【灰合わせ】とか
或いは 【乾燥させてから加熱】して
・・等など 様々に紹介されておりました。
我が家では 灰合わせで灰汁抜きをしてみる事にしました。
・・・と言いますのも 我が家では
冬場の暖房を 【火鉢】にしているのです。
当然、【灰】には困りません。
＠火鉢ですから 万が一 電氣やガスの供給が止まっても
何ら 困る事はありません♪
この【灰】を使って 灰汁だし実験に取りかかりました。
バケツに 灰と水を入れて ドングリと一緒に 漬け込みます。
出来るだけ 毎日 水をかき回したり
一週間ごとに 水と灰を取替えて、１ヶ月経過
＠追記
結局 １ヶ月 灰合わせをしたのですが、
灰では 灰汁を完全に抜けきる事が出来なかったので
以下の作業を加える事にしました。
灰汁抜きに関しては まだ 検討の余地がありそうです
それから 皮を剥き・・・
＠皮を剥いたドングリは、こんな感じ
これに 水を入れながら ミキサーで粉砕します。
そうすると、こんな風に 上部に泡が浮いて来ます。
これが 灰汁ですね。
この泡、を 灰汁取りですくいます。
だいたい 上部の白い泡（灰汁）を取り除いて
しばらく放置すると・・・
こんな風に 上部に 液体の灰汁が分離します。
これを また 上手にこぼします。
（完全には こぼせませんので、多少は灰汁の層が残ります）
灰汁の層が 少し残っても
すでに ほとんどの 苦みは消えていますので
たいした問題じゃありません。
わたくしの場合は ここで 保存の為に・・・
（量がたくさんあったので 保存したい、と思いました）
ベランダに出して 漉し布の上に広げて
自然乾燥をさせてみる事にしました。
網付の干しザルだと ゴミが入らなくて助かりますよ＾＾
こんな感じね♪
天氣がいいと、ほんの数日で乾燥して
いい感じの粉末になります（＾ｖ－）/☆
これ、ね♪
あの靈性の高い縄文人が主食としていた食べ物です。
悪いわけがありません。
・・・って事で これを使って
様々な料理に挑戦してみました（＾０＾）/
まず、ドングリ粉と白玉粉のお団子（きなこ、はちみつ掛け）
素朴なお味で とても美味しかったです♪
これに ヨモギを混ぜて ヨモギ・ドングリ団子、としても良いですね♪
知人は これで ドングリのお好み焼きを作った、と
話していましたよ（＾ｖ－）/☆ｗ
乾燥させるのは 量がたくさんあったからですが、
それほど 量が無ければ
灰汁と その上澄み液を捨てただけでも
充分 美味しくいただけます。
神は 仰いました。
【何を憂う事がある
神はすべてを与えておる
空を行く鳥も 地を行く生き物も
皆 食を与えておる
人とて同様】
・・・だと。
今の時期 身近な公園や広場などで
人が食べる事の出来る食材は
案外 普通に あちらこちらに
転がっているのだ、と言う事が分るでしょう。
スーパーや デパートで売っている食料だけが
食べ物ではありませんよ。
神は 自然の中に
人の食料も 普通に用意下さってあるのです。
こちらは 菜園内や近所の空き地で見つけた自然の薬草を
乾燥させてから 粉末にして【おにぎり】にしたものです。
（青臭さを抑える為に 菜園内で採れた 紫蘇
・・・を「ゆかり」にしたものを一緒に和えています）
菜園内で 採れたものばかり♪
滋養豊かで 美味しいです♡
近いうちに 食料の難は 必ずや 巻き起こる事でしょう。
どうあっても 食の改心が 弥勒世へ渡る為には
求められるのです。
その為に 肉食を止められない人達の為に
強制的な食の改心が させられるのです。
腸の臓物 引きずり出して・・・
との文言が ニワカに真実みを帯びて来ている
今日この頃です。
今日も 皆様 揃って
どうぞ お健やかで在ります様に・・・（＾－＾）♡
