弥勒世通信 【命と向き合う菜園作業】

弥勒世通信

【命と向き合う菜園作業】

 

 

 

 

菜園作業を通して わたくしが 大神から都度、諭された事。
共存共栄、その大切さ。
 
それを 心底 納得するまで 負の現象と隣り合わせにして
虫たちとの対話を繰り返した。
 
木村さんがおやりになった事が 今は とてもよく理解出来ます。
 
 
 
動物、アウトドアの画像のようです
 
 
 
自然と共存する
トウモロコシを作った木村秋則さん。
タヌキの害に腹を立ててワナをしかけた。
ある日、一匹のタヌキがワナにかかる。
木村さんは、憎たらしいタヌキに向けて棒を振り上げた。
と、そのとき・・・。
別のタヌキが、木村さんの前に飛び出してきた。
木村さんに対して、威嚇するわけでも、怖がるわけでもない。
ワナにかかったタヌキをかばうように、
間に割って入ったという感じなのだ。
木村さんは、2匹のタヌキを交互に見た。
ワナにかかったタヌキは、明らかに体が小さい。
ダヌキのようだ。そして、飛び出してきたのは、どうも母ダヌキ。
ダヌキは、哀願するような目で、木村さんを見上げている。
とても頭上に上げた棒を振り下ろす気にはなれない。
しかし、このままだとタヌキにトウモロコシを食べられ続けることになる。
数分の葛藤があった。木村さんは、棒を捨てた。
そして、子ダヌキの足を挟んだワナをはずしてあげた。
「ワナは、足の先を挟んでいるくらいで、子ダヌキは怪我もしてなかった。
だから、すぐに逃げればいいのに、私の目の前で、母ダヌキが、
ダヌキの足をなめてあげてるのな。
私は、じっとながめているしかないわけよ。
トウモロコシを食べられて間抜けだよな。アハハハ。
しばらくして、2匹は岩木山の方へ戻って行ったよ」
それからどうなったか?
なんと、ぴたっとタヌキが姿を現さなくなったのだ。
トウモロコシも取られなくなった。
まるで、タヌキたちが会議を開いて、
木村さんのトウモロコシは取らないように決めたように。
よかったよかったということになるのだが、
なんだか、木村さんの心の中はすっきりしない。
あいつら腹を空かしているんじゃないだろうか。
岩木山を見るたびに気になって仕方ない。
そこで、木村さんは、小さくて安くしか売れなかったり、
商品にならないトウモロコシを、畑の隅に積んでおくことにした。
これは、お前たちにあげる分だよという気持ちを込めて。
すると、翌朝から、その分だけがきれいになくなっていた。   
地球は皆んなのもの
すべてが共存共栄!
奇跡のりんご
by さそい水
 
 
 
 
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菜園作業と言いますのは、
日々 命と向き合う作業です。
 
常に虫と遭遇致します。
 
益虫、害虫 様々 御座います。
 
益虫はよし、としても
今まで 害虫と呼ばれていた
 
例えば 夜盗虫、かめ虫、うりはむし、青虫・・・
などなど・・・
 
それらを 駆除しない農法は
最初、かなりの葛藤を強いられます。
 
 
【ありのままに、そのままに・・・】
 
 
・・と、大神が仰る様に
頭では分って居ても
ついつい 条件反射的に 手が動いてしまいます。
 
そうして その後 嫌と言うほど顕現する
負の現象・・・><;
 
そんな 事を 何度繰り返した事でしょう
 
 
そうこうしているうちに
虫たちの氣持ちが 何となく
分る様になって行きました。
 
そうして やがて 虫たちは
人間の波動、心、を察知してるのだ、と言う事が
次第に 分る様になって行きました。
 
 
これは 万人に 言える事では無いのかも知れません。
 
ですが、はっきりと言える事は
虫は 嫌われ 駆除されると
更に増え また、更に タチの悪い虫が繁殖する様になる!
 
・・・と言う事です。
 
 
それは 思うに たぶん・・・
嫌われ 駆除された負の現象によって
 
更に 負を増殖させるから、なのだと。
 
 
そうして ある頃から
わたくしは 例外の2~3の虫を除いては
ほとんど 放置する事にしたのです。
 
夜盗虫などは 堆肥枡の中に放り込み
『宿替えしようね』
・・・と言いながら 菜園から 他の場所へ移します。
 
菜園内で 虫を駆除しない、を繰り返して行くうちに
いつしか 害虫と呼ばれる虫が
ほとんど 出て来なくなったのを感じています。
 
 
不思議ですね。
 
大神が 仰っていたのは
こう言う事だったのか、・・・と。
 
 
【自然に任せよ】
 
 
自然に任せば
自然が すべて 良いように
取計らってくれる
 
 
そんな事に
ようやく氣付き始めた
今日この頃です。
 
 
木村さんの御言葉が
とてもよく理解出来ます。